「機関区」「電車区」などを訪問すると、既に引退しながら解体を免れて、倉庫などの設備として使用されている
“車両”をたまに見かけることがあります。
Greifbare Eisenbahnプリマー機関区にも、かつてDB(ドイツ国鉄)に在籍していたと思われる3軸客車が存在します。
土に半分埋もれた線路に留置されたこの車両の役目は備品倉庫。
たまに宿直明けの職員が仮眠室としても使っているようです。
赤白のコントラストが美しい事務所&整備された花壇に対して埋もれかけた留置線が何とも対照的。
車体幅を7ポッチに更新しました
今回の3軸客車は2006年5月に旅行したドイツにて目撃した車両を参考に仕上げました。
フランクフルトの機関区の外れで発見した3軸客車です。倉庫として使用されているようです。
すぐ横を走る電車から撮影。
少しでもサイドを大きく写そうとギリギリまで引き付けた結果、連結面が切れてしまいました。
その下の画像は翌2007年に再度撮影したもの。落書きが…。
実車の知識が乏しいため形式は特定できませんが、窓配置から察するに普通座席車両かな、と。
架線柱横に確認できる資材搬入用扉?は後から設置したものと思われます。
色あせ、錆はあるものの、車体の状態は意外に良好。車内はちょっと荒れ気味ですね。
いずれにせよ、現存する3軸車両として貴重な存在であると言えるでしょう。
同形車と思われる3軸客車。 2008年チッタウにて
トップへ
鉄道のある風景へ