AP米国へ Part4 Adult Primo in America W

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2006年10月、再びアメリカに行ってきました。
カリフォルニアレゴランド訪問もこれで4回目。
知り合いからは「同じ所ばかりに行って飽きないの?」なんて言われますけど、何度行っても楽しい場所なのですよ。

今回はレゴランドに加え、サンフランシスコに出来たというレゴショップの訪問も計画。
元々ロサンゼルスのみの滞在予定だった4泊6日の行程に1日サンフランシスコ滞在を組み込みました。
2006年現在中部国際空港セントレアからのロサンゼルス直行便は設定されていないため、必然的にサンフランシスコ経由
となるわけで好都合といえば好都合。でも日程的にちょっとハードになったぞ。
ネットにて調べてみると、サンフランシスコには2軒のレゴショップがありました。
Hillsdare Shopping Center」と「Westfield Valley Fair Shopping Center」。
さらに調べてみたところ、双方のサイトで所在地は確認できましたが、手持ちのガイドブックの地図にも載ってない場所。
どうやら思い切り郊外にあるようです。
レンタカーを使えるのなら容易に行けるのでしょうが、果たして他のアクセス手段はあるのか???
サイト内にある周辺地図をよ〜く見てみたら、「Hillsdare Shopping Center」のすぐ横に駅があるではないですか!
これは「カルトレイン」という鉄道のHillsdare駅でした。
カルトレインはサンフランシスコ市街と郊外を結ぶ全長約80キロほどの路線。
Hillsdare駅はサンフランシスコ中心街よりも途中の空港からの方が近いことも分かったため、空港近くのホテルを予約しました。
サンフランシスコには1泊するものの、実質半日ちょっとの滞在のため今回はフィッシャーマンズワーフなどの市内観光はナシ。
「Westfield Valley Fair Shopping Center」もバス乗り継ぎで行けそうでしたが、やはり時間的なことも考えパスすることに。
さぁ、調査も完了させて出発だ〜!

朝9時半サンフランシスコ国際空港に到着。入国手続き後タクシーにてホテルへ。
荷物を預けて早速行動開始。
ハイウェイを挟んでホテルの反対側にあるカルトレインへと徒歩で向かいます。
10分ほどで最寄り駅「Broadway」に到着。
時刻表を確認すると、列車は3分ほど前に出たばかり(泣)。
待ってるのも退屈なので、さほど離れていない(と思われる)隣のBurlingame駅まで歩いて行くことにしました。
Broadway駅が何故かカルトレインのサイトの時刻表に掲載されていない駅だったため、停車する列車も少ないと思われましたし。
線路沿いの道を歩くこと約30分、もうちょっとで駅というところで次の列車が行ってしまいました(大泣)。
さらに待つこと約30分。ようやく列車に乗ることができました。
レゴショップへの道のりは何と遠いことか・・・

  

列車はレゴランド行きの際に利用する「Surfliner」同様ダブルデッカー。中央に配置された乗降扉が印象的。
近郊型として設計されているため「Surfliner」に比べるとシートピッチは狭くなっています。
乗車区間は直線が多かったせいか速度は出ていたと思います。その分揺れも結構あったけど。
10分ほどでHillsdare駅に到着しました。
「Hillsdare Shopping Center」はすぐ目の前。とても大きなショッピングセンターです。
フードコートで昼食後いよいよレゴショップに向かいます。



ショップはご覧のような店構え。早速店内へ。
当然ながら店内はレゴ一色。
さすがはアメリカのレゴショップ、日本のクリブリとは一味違った品揃えです。
日本では販売のないスポンジボブシリーズ、またSWシリーズでは昨年訪問時見かけなかった#10144が大量にありました。

 

正面奥にデ〜ンと配置されているのがパーツ詰めコーナー。
大小2種類のカップを選んで、約100種類のパーツをそこに詰めるだけ詰めるというもの。
カップ大は$12.95(約1530円)で小は$6.95(約820円)。
1×2(黄緑、緑など)、1×4(水色など)等の基本パーツの他には%2377R付小窓(グレー)や%4035トレイン細窓(濃灰)も。
さらに意表をつかれたものとしては4.5ボルト用レール(下画像右)もありました。
ミルトン・キーンズ(英)のレゴショップ(参「AP英国へ」)では1×2や1×4といった基本的なパーツ中心だったので、わりとキッチリ
詰めることができましたが、今回それに%2377等が加わるため、効率よく詰めるにはより“高度な”テクが要求されました。
%2377を2枚重ねにして窓の部分に1×1丸筒を入れたり、パーツ間にできた隙間に2×2タイルをねじこんだり・・・
レゴランドでのパーツ詰めも想定しつつ、あちらではおそらく無いであろうパーツを中心にカップ小にキッチリ詰めました。
(パーツ同士を組んでやればもっと入ったのでしょうけど・・・)
続いて大にレール他を詰めようかと思いつつ結局小1個で終了。1個だけでも結構疲れたぞ。
ちなみに下画像にいる女の子は一生懸命パーツ詰めをやってるなー、と思ってたら、自分がプレイコーナーで遊ぶためのパーツを
“補充”しているのでした(笑)。

 

この後ちょっと悩んだ末にRCトレイン#7898も購入。
ご存知のようになんせ大箱ですし、日本でも販売されているので何もここで買わなくとも、と思われるかもしれないのですが、
旅行中の買い物の多くはカード決済するため、日本よりもレゴ購入に対する(というか妻への)“罪悪感”が若干薄れるのです(笑)。
右下画像はあわせて購入した「The unofficial LEGO BUILDER'S GUIDE」。
大箱に分厚い(約2センチ)本。持って帰るのが大変でした・・・

 
カップ詰め中身。こうして見るとまだ隙間があります

17時前にホテルに到着。まだ明るかったので付近を散歩して初日は終了。
翌日は10時の飛行機でロサンゼルス入りです。
飛行機に乗り遅れ荷物だけ先に行ってしまうハプニング(参 「AP通信」)もありましたが、人間も1時間遅れで無事到着。
レゴランド行きは翌日のためホテルにチェックイン後すぐにチケットの手配等を済ませました。
もちろんS@Hも忘れずに受け取りましたよ。

レゴランド行き当日。朝4時に起床です。
Union駅発7時20分の列車に乗るべく5時20分のバスに乗りました。ホテルからUnion駅までの所要時間は約1時間。
何事も余裕を持たねば。

今回は新たな試みとしてバスと地下鉄を乗り継いでUnion駅まで行く方法をとりました。
地下鉄駅はUnion駅のすぐ下に位置しているため好アクセスです。

 
ロサンゼルス地下鉄                                 早朝のUnion駅待合室

Union駅待合室で朝食を済ませた後、窓口にてチケットを受け取ります。
列車の出発時間までしばらくあるので、ホームに出て列車撮影を楽しみました。
7時20分。いよいよ出発です。
過去3回はいずれも快晴だったため当然今回も、との予想は外れどんよりとした曇り空。
雨が降らなきゃいいけど。

 
今回もお世話になった「Surfliner

出発するとしばらくの間貨物ヤード、工場への引込み線が続きます。
いろんな車両を見ることができるお気に入りの風景。
日本では殆ど見られない平面クロスも数箇所あってそこを通過するとジョイント音が変わります。
そんな小さな「鉄道の旅」を楽しんでいるうちに風景も変わり、やがて海が見えてきました。
この頃には灰色の雲はどこかに消えて、気持ちの良い晴天に。
これぞレゴランド日和!


9時15分。Oceanside駅に到着です。
列車を降りたら真っ先に確認することが。
昨年訪問の際にはいなかった客待ちタクシーが今年はいるのかどうか。
やや早足でタクシー乗り場に向かいます。おお、何台か待ってるぞ〜♪
運転手さんの勘違いなど様々な「幸運」に恵まれ(参 「AP米国へV」)乗車できた先回とは違って、
今年は堂々と?乗車できました。
運転手さんに尋ねると、5月上旬は繁忙期でたまたま出払っていたらしく、通常は何台かは待機してるそうな。


 

またまた来ました。レゴランド。
正門に近づいてくると懐かしさとワクワク感がこみあげてきます。
まずは正門で撮影後、パックのチケットを総合案内所で入場券に交換します。
そこでビックリしたのは改定された料金表。
大人一人$57!昨年$44.95だったのが何とも大幅な値上げ率です。
ちなみに今回も利用したアムトラックパックのレゴランド入場料金は$40。
こちらも昨年の$36から値上がりはしてるものの、かなりお得。
また「Ambassador Lifetime Pass」のみ料金が据置きになっていて$1000のままでした。



 

9時57分。少し早めに開場しました。
ゲートをくぐるとすぐにこんな看板が。(下画像)
「Master Model Builder Competition」だって。週末に来れば私も出られたのかな?
あ、「Junior」とあるから無理か。

今回の楽しみは昨年建設中だったいくつかのアトラクション。
メインであるパーツ詰めに1時間使うとして、「Miniland」はさらっと流し・・・頭の中でまわり方をシミュレートします。
従来のお気に入りアトラクションを楽しんだとしても結構ゆったりとまわれそうです。


    

まずは「恒例」となったテクニックコースターに向かいます。途中
「AQUAZONE Wave Racers」を見学。
このアトラクション、アクアゾーンの新シリーズ登場に合わせてリニューアルされたようですが、稼動している
のを見たのは4回目の訪問にして初めてだったのでちょっと感動しました。
テクニックコースターを楽しんだ後、昨年1週間違いで体験できなかった
「Knight's Tournament」
早速チャレンジします。


 

アームの先端にある椅子に固定されて上下左右に振られたり回ったりするというものです。
ちょうど我々の前にチビッ子2人が搭乗してたので観察させてもらうことに。
うん、こいつは楽勝だぞ。(まあ子供向けのアトラクションなんだろうし)
乗り込むと係のお兄ちゃんが「どのレベルにする?」と尋ねてきます。
なるほど、アームの動きには5段階あってレベルを指定できるようになっているのでした。
あまりに易しいと物足りないだろうし、かといって無茶苦茶にされるのも考えものです。
というわけでレベル4を選択。
いよいよスタートです。チビッ子たちの時と同様アームは左に振りました。
最初はどのレベルも同じ動きをするようです。
が・・・そこからが全くの予想外。下に振ったと思ったら画像のように思い切りトップの位置へ。
そこから反転したまま急降下etc。「ヒェ〜!」
我々の様子を見ていた順番待ちの家族連れが大ウケしてました。
こいつは子供だけでなく大人も十分に楽しめます。どーせならレベル5も試してみたかったぞ。
帰国後日本テレビ系列「世界まる見え テレビ特捜部」でちょうどこのアトラクションが取り上げられていました。

早くもヨレヨレになりながら奥へと進みます。
昨年改修中で中の様子が見えなかった「Wild Woods Golf」もオープンしていました。
のんびりできて楽しそうですが、プレイに時間がかかるので、そのあたりが今後支持されるのかどうか?
何回か横を通りましたが、プレイしてる人の姿はまばら。う〜む、頑張れ!



「Wild Woods Golf」をさらに進むと、昨年やはり改修予定で更地だったスペースが「Pirate Shores」として
生まれ変わっていました。

 

ここはその名の通り海賊関連のテーマゾーン。
メインとなるアトラクションは
「Splash Battle」(上画像左)。海賊船を模した乗り物で海賊の島を巡ります。
乗り物の先端には水鉄砲が装備されており、そいつで見物してる人たちに放水できます。
見物してる人たちもコース脇にある「水爆弾」を爆発させることで“反撃”可能。
ここのエリアは
「Splash Battle」以外にも水を使ったアトラクションが中心となっています。
上画像右は
「Swabbies Deck」。ご覧のようにパンツ姿の子供たちが水浴びしていました。
この周辺だけ10月上旬とは思えない風景でした。

  

「Pirate Shores入口近くにはお祭りの屋台などで見かけるような「的当て」が登場。
購入したボールを投げて的を倒し、その数に応じて景品(上画像のぬいぐるみ)がもらえるというもの。
ボール3個で$2、10個だと$5です。
1等はスポンジボブのぬいぐるみ海賊バージョン(上画像左)。ちょっとガラが悪いぞ。

「新規増設エリア」はこんな感じです。
あとリニューアルされたショップもありました。
「LEGOWOOD Studios」は昨年まで「Clikits」を中心に扱っていたショップです。
スターウォーズ、スポンジボブ関連の製品が置かれていました。

 

遅めの昼食の後、いよいよお楽しみの「パーツ詰め」へ向かいます。
「LEGO club house」。ここの前に来るだけで血が騒ぐのはやはりレゴマニアゆえか?
今年はどんなパーツをゲットできるのでしょうか?


 

まずは全体をさらっとチェックしながら気を落ち着かせます。
正直昨年と比べて目ぼしいパーツは無し・・・と思ったらグレーの2×2タイル発見!
ロードプレートの歩道部分にこいつを敷き詰めるのが私のささやかな夢だったのです!(笑)
ちょいと多めに詰めましょう♪
グレーの%6091もありました。車両の屋根に使えそう。こいつもゲット。
これらはもちろん新灰色。昨年はまだ旧色が残っていたんですけどね。
一方で茶色は嬉しいことにまだ旧色のまま。
もちろん積極的に詰めました。
ちなみにS@Hの#10046タイルセット及び#10150プレートセットは旧茶色、#10090ターキーは新色になっていました。


 
今回ゲットのパーツ群。灰窓や青スロープなどはサンフランシスコで詰めたもの

旧茶色パーツをゲットできるなど収穫のあった一方で、当てが外れたこともありました。
今回大量に詰める予定でいたプレート1×2赤をはじめとして、当然あると思われた、ごく基本的なパーツの幾つかが
無かったのです。
今までの経験を踏まえ、今回はどのパーツをどれ位詰めるかをメモにして持参していったのですが、無ければどうしようも
ありません。
パーツ詰めコーナーの殆どのケースには何かしらのパーツが入っていました。
しかしよく観察してみると、同じパーツが複数のケースに入っていたり、残り少なくなった何種かのパーツを1つのケースに
まとめたりで、見た目よりはバラエティーに欠けた印象は否めないと思いました。
姿を消しているのは、一昨年は普通に見られた%7026窓など、おそらくは製造コストの高いパーツが中心。
パーツ詰めの価格1/4ポンド(約110グラム)$6.99は据え置かれているものの、このあたりに今まで以上にコスト管理の
徹底ぶりが見え隠れしてるような気がしないでもありません。

当初は十分な時間的余裕があると思われたレゴランド滞在もすでに15時をまわっています。
ちょっと急がねばなりません。
「The Big Shop」にも行かないと。

 

 

「Miniland」を当初の予定通りさらっと見学。何度見ても素晴らしい眺めです。
でも昨年に比べて新しい建造物はないみたい。
新発見?だったのが、上画像右の難破船。水面に見立てたアクリル板の下に設置されていました。
今まで見落としていたのか、追加で組まれたものなのかは定かではありません。
かがんで撮影を試みている私の横に子供がやって来ました。

子「Wao! It`s cool!」
AP「I think it`s cool,too.」
子「Yeah!Cool.」
AP「Yes,Cool.」

・・・「Cool」なモデルを前にアメリカ子供と日本大人が分かり合えた瞬間(笑)。

この後“最終目的地”
「The Big Shop」へ向かいます。


 

壁いっぱいに陳列されたレゴは毎度のことながら壮観な眺めです。
今回のお目当ては9ボルトシリーズ。トレインモーターや直線レール、それに#10133あたり。
しかし残念なことにどれも無し!
サンフランシスコのショップには全てありましたが、#7898を購入したためこれ以上は持ち運びに困難が予想
されたのと、旅の最初に無理しなくともレゴランドにも置いてある製品だと思い、購入を思い止まったのです。
何も買わないのも寂しい(別に無理して買うこともないのだが)ので、RCトレインレール他を購入。
直線と曲線がセットになってるのね、これ。
あとは#10143「Death Star U」が$50オフで販売されていたくらいで特に目ぼしいもの無し。
何と言うかこう不完全燃焼の「The Big Shop」でした。
結果的にロサンゼルス〜サンフランシスコの順にまわることができれば“戦果”も変わっていたと思います。

時刻はもうすぐ16時。そろそろ帰る時間です。
昨年同様に、インフォメーションにてタクシーを呼んでもらいます。
15分ほどで正門前まで迎えに来てくれました。
16時半にはOceanside駅に到着。16時50分の列車でロサンゼルスに戻る予定だったのですが、列車が遅れ、
約1時間駅で待たされることに。



先に到着した「METROLINK」。Amtrackとは別会社のため料金も別となります。

サンフランシスコのカルトレインやロサンゼルスへの国内便に続いて、今回は乗り物に待たされる旅でした(笑)。
ちなみにロサンゼルスに到着後、我々の待つバスがなかなか来ず結局ここでも40分ほど待たされることに。
(待ってる間反対側のバスは何本も来るのにおかしいなぁ、と思っていたら3台連なってやってきました・・・)
ホテルに着いたのは21時近く。疲れたっス。

今回はレゴ的にやや不発な面もありましたが、その一方で欲しかったパーツを数多くゲットできたことは大きな
収穫であったと思います。
今後はさらに増えていくであろうレゴショップ、S@Hの新サービス
「Pick A Brick」など
ますますパーツ購入の幅が広がった米国の「レゴ環境」。
これからが楽しみです。
来年も行けるかどうかはさすがに「?」ですけどね。
            おしまい




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[ロサンゼルスの玩具屋]

今回新たに見つけた玩具屋(というより玩具コーナー)は2軒ありました。
いずれもファーマーズマーケットに隣接するショッピングセンター。
まずは
「ROSS」
まさに安売り量販店といった感じのお店で、玩具コーナーもご覧のように玩具が雑然と積み上げられた状態。
その分宝探し感覚でレゴ探索ができます(笑)。
でも発見できたのはバイオニクル1種のみ。半額でした。
プラレールやメガブロックなども置いてありました。


 

お次は
「ROSS」の隣にある「K-Mart」。
同じく量販店ですが、こちらは陳列にも多少は気を配っています。
レゴコーナーもあってクリエイターシリーズなど中箱がメイン。
殆どの品が10%オフとなっていました。


 







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