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 Greifbare Eisenbahnでは非電化区間への
寝台急行列車乗り入れに伴い、牽引機のが必要となりました。
 近年電機の増備が優先され、非電化区間の輸送力は脆弱なまま。
 そのような背景から配置されたのがDF50型ディーゼル機関車です。
 茶色や青色の車体色が在籍機の多くを占めるGreifbare Eisenbahnにおいて「赤い機関車」は存在感抜群。
 客車編成とのコントラストも美しい。
 貨物列車の先頭に立たせても絵になる機関車なので、今後は様々なシーンに登場すると思われます。
 

    
       EF15との並び。紀勢線ではこのようなシーンが見られたのかも

    

    

    
       2015年JAMにて。有名な「日高式モノレール」との並走シーン


DF50について


 
1957年(昭和32年)に登場したDF50は客車貨車双方の運用が可能となる国鉄初のディーゼル機関車です。
 少し傾斜した妻面を持つ箱型車体として登場しました。
 1963年(昭和38年)までに138両が製造されています。
 搭載エンジンにより番号が区分されており、スルザー社(スイス)製搭載機が基本番台、マン社(西ドイツ)製
 搭載機は500番台を名乗ります。
 客貨ともに運用可能なディーゼル機で、北海道以外の非電化区間で使用されました。
 しかしながらエンジンの出力が不十分であったため大量増備とはならず、本格的な無煙化は後に登場する
 DD51の登場まで待つことになりました。
 昭和50年代に入り多数廃車が出たものの、日豊本線では昭和54年まで「富士」「彗星」、翌55年まで紀勢本線
 においては「紀伊」の先頭に立つ姿も見られました。
 最後の砦となった四国地区での運用も昭和58年で終了し、1、4、18の3両の保存機を残して引退しています。


 
  先行試作車4号機。量産機と比べると屋根の丸みが深い 亀山機関区にて
 
 
  交通科学博物館(平成26年閉館)に保存されていた18号機。平成28年より旧津山扇形機関車庫にて展示公開されます


   


       

    



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