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 今回の海外レゴの旅はイギリスです。
 この国を選んだ理由は何と言ってもミルトン・キーンズのレゴショップ。カップ詰めをどーしてもやりたい!
 最初はケルン(ドイツ)を検討したのですが、この時期ケルンに寄るツアーは皆無。またオリジナルツアーを
 組んでもらうとべらぼうな金額になってしまいます。
 その点ロンドンに7日間滞在する今回のツアーはかなり安い。ミルトン・キーンズにも近いですしね。
 というわけでいざロンドンへ!!


 
  
2階建てバスがひっきりなしにやって来ます。

 12時間かけて到着した翌日ロンドンの中心街ピカデリーサーカスへ。
 ここには多数のブランド店などが軒を連ねております。
 これらには目もくれず向かったのは「世界最大の玩具店」と言われる「Hamleys」です。


  
 
Hamleys入口

 店内はまさにおもちゃで埋め尽くされておりました。
 レゴコーナーは最上階の5階です。これがまたすごい。
 新作のNBAシリーズや冒険シリーズをはじめとした現行品がフルラインナップです。
 下画像の後ろ側及び右奥にもレゴが陳列されています。ちなみにレゴベビーは別フロアに
 並んでいますので、レゴとデュプロでこれだけのスペースを占めているわけです。驚き・・・。
 トレインシリーズでは#4565等の他に意外にも#1001417や動力#5300などもありました。

  
つきあたりの壁も一面レゴ!

 あれこれ吟味の末、冒険シリーズ#7417、NBAフィグ#3567、赤屋根#633を購入。
 円安の影響と付加価値税(約17%!)を含んでいること、後で判ったことですがHamleys
価格が
 定価より若干高いものが多いということもあって、それほど割安感はありませんでした。
 例えば国内販売予定価格が5,300円の#7417が£29.99(約6,000円)。
 なおイギリス国内定価は£25.99(約5,200円)です。新作ということもあるのでしょうか?
 価格的なことはともかく圧倒的な品揃えが魅力のHamleys

 レゴ好きならずとも見てるだけで楽しい場所です。

 クライマックスは3日目に訪れました。
 そう、例のレゴショップです。
 ロンドン市内のユーストンというターミナル駅から出る列車を利用しました。
 列車は高速でガンガンとばし、約40分でミルトン・キーンズ・セントラル駅に到着です。


 
ミルトンキーンズ駅
 
 駅前広場は古典蒸機が1両保存されてる以外は特に何もない殺風景な印象。
 地図で場所を確認後歩いていくことにしました。

 駅前から延びる道(MIDSUMMER BOULEVARD)をまっすぐ行けば辿り着けるようです。
 15分ほどで到着したショッピングセンターはかなり大きなものでした。
 

 
 
 ミッドサマープレイスショッピングセンター。

 レゴショップは入り口を入って右側です。
 自然に足も速まります。「LEGO」の看板が見えました!


 

 
 思ったよりこじんまりした店舗です。入ってすぐ右側がカップ詰めコーナーです。
 はやる気持ちを抑えてまずは店内をさらっと観察。


   

 トレインはまずまずの品揃え。ご覧のようにスターウォーズ大箱も扱っていました。重かったー。
 グッズも扱っており周りどこを見てもレゴ、レゴ、レゴ・・・。
 ジャンボフィグが、自由の女神が、箱つぶれ安売り#4561が私を誘惑してきます。
 これは楽しい!
 S@H大箱を前に吹き飛びそうな理性を何とか保ちつつ、サンタフェ関連その他を買い物かごに。
 さあ、カップ詰めでもして気分を落ち着かせましょうか。(笑)


  

 
夢にまで見た光景が目の前に。レゴがぎっしり入った球体の容器が並んだ様は実に壮観です。
 カップ小は£6(約1,200円)、大は£11(約2,200円)となっています。
 まずは手始めに小カップを取りました。
 色は白、黒、赤、黄、青、緑、グレーの他にタン、オレンジ、エメラルドグリーン、水色などの新色も
 ありました。
 入っているパーツは色によってまちまちですが、2×2、2×4、1×4、2ポッチ屋根が基本で、
 後はプレート2×4(黄、濃グレー)、2×3(黄、赤、白)、タイヤ、白柵、木などなど・・。
 まずはオレンジ、赤などの1×4を中心に詰めていきました。
 次に白柵を上下2個重ね合わせて入れていきます。
 妻には他に買い物にいってもらい、カップ詰めに集中です。
 平日ということもあってかお客は私1人だけの貸切状態。
 たまに来るお客はカップ詰めに興味を示すものの、その横で一心にレゴに向かう怪しげな日本人
 に引いてしまうのか、カップを手に取ることなく店を出ていきます・・・。
 俺はもしかして営業妨害してるのか?いやいや今はカップ詰めに集中しよう。
 店員さんが私のお目当てが1×4中心ということを察してくれたのか、裏側からパーツを何度か補充
 してくれます。
 
最初は何カップで終えられるか予想もつきませんでしたが、店員さんの暖かいサポート?の
 おかげで効率よくカップ詰めができたため、小カップ3個で終了としました。
 3カップとはいえ、来店して2時間近くが過ぎていました。
 下はその“戦果”です。時間をかけた分ぎっちり詰めましたよ。(笑)


  
                                  
 カップ詰めを終えるとレジで蓋をしてくれます。
 カップはタッパーのようにぴちっと閉めることができます。
 それを意識して3カップとも左画像のように上限すれすれまで詰めてレジに持っていったところ、
 どの蓋もわずかに浮いて閉まりませんでした。
 どうするのか様子を見ていましたら、店員さんがにっこり笑ってテープで留めてくれました。
 これは許容範囲だったようです。
 会計後、店内の撮影も快く許可してくれました。
 ありがとう、ナターシャさん。
 ちなみに1カップにどれ位詰められたかと言いますと・・・中身を並べてみました。




 
1×4が83個。1×2は80個etc...意外に入るもんでしょう。
 S@H
1×4の50個入り、あるいは1×2の100個入りが£4.5ということを考えると充分に元はとれたかな、と。
 事前情報で扱っていると聞いていたS@Hパーツ関係が置いてなかったのは少々残念でしたが、
 他は大満足のレゴショップでした。
 昼食後はモール内の店を見てまわり、夕方ロンドンへと戻りました。

 翌日は天気もあまりよくなかったので、ウィンザーのレゴランドに行く予定を6日目に変更し2日間
 “普通の”観光をして過ごしました。
 妻のたてた予定通りにいけば、今回のツアーの前半でレゴ関連は全てまわったことになります。
 レゴ好きな夫への妻の配慮か、はたまた嫌なことは先に終えてしまおうという作戦だったのか・・・
 
 6日目。いよいよウィンザーのレゴランドへと向かいました。
 ミルトン・キーンズ同様に列車の旅です。
 一時間ほどで終点のウィンザー&イートン・リバーサイド駅に到着。

 駅に保存されている古典蒸機
 
レゴランドへはシャトルバスが運行しています。案内所がありましたので、発着場所を尋ねることに。
 すると信じられない答えが返ってきました。

  
「Legoland is now closed.」
 

 ・・・嘘だろ、おい。ここまで来てそれはないぜよ・・・
 3月28日までクローズとのことです。ショックなのとそこまでの英語力がないため理由は聞きませんでした。
 どんな理由であれ今日クローズしてることは事実なのですし。
 持参したガイドブック(02年8月時点での情報が載ってる)の「年中無休」を信じて行ったのに。
 落ち込んだ様子の私に、係のおじちゃんがニコニコしながら「カリフォルニアならやってるよ」だって。
 切り返す気力も(もちろん英語力も)なく案内所をあとにしました。

 仕方がないので午前中はウィンザー城に。
 駅前が大きな商店街になっていたので昼食後はそこで過ごすことにしました。
 レゴランドのお膝元ならそこそこの玩具屋はあるかも、という期待を抱きつつぶらついていましたら、
 ありました!「Daniel」というデパートです。


  「Daniel」レゴコーナー。この少年はずっとここにいました

 
玩具コーナーはかなり広いスペースで、レゴコーナーもご覧のような充実ぶりです。
 「Hamleys」にあったS@Hトレインも置いてありました。さすがはウィンザーの玩具屋さんです。
 レゴランドの恨みを晴らすべく(?)トレインをいくつか購入


 イギリスレゴの旅はこれでおしまいです。
 今回は何と言ってもレゴランドに行けなかったのが心残りですが、今までの中で一番レゴ巡り
 のできた旅行だったので、その点は充実していたと思います。
 翌日大規模な反戦デモ(ほんと凄かったです)の影響もなく空港へ。
 また12時間近くかけて日本に帰ってきました。
 夏にまたどこかに行けるようにお金を貯めておくことにします。             終り

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 他に覗いたお店も紹介しておきましょう。
 なお、上の画像も含め店内を写したものは店員さんに一声かけた上で撮影させてもらいました。

 


左:ボンドストリートにある百貨店「Selfridges」。ここは空間演出が見事。レゴの品揃えはまずまず。
右:ポートベローマーケットという市場近くにあった玩具店。古レゴを期待したが現行品のみ。



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