AP独逸へ Part 2 Adult Primo in Germany U

トップへ
AP旅行記


よし、またドイツ行くぞ!


2007年1月。昨年同様「第1回AP家旅行会議」。

AP妻「もし海外に行くとしたら今度はどこにする?
AP「んなもん、ドイツに決まっとる!
AP妻「でもユーロ高いよ〜
AP「でもドイツ!

・・・昨年とは別人みたい。(参「AP独逸へ」)

レゴランドはもちろん、ケルンにはレゴショップもあります。デパートなどのレゴコーナーも充実しているし。
本家デンマークの隣国、ドイツはまさに「レゴ天国」。
昨年訪問してすっかりドイツの魅力にはまってしまいました。
・・・でもユーロが無茶苦茶高いんだ。(2007年5月上旬現在1ユーロ約163円)
結局今後は海外旅行を控え(目にす)るということでドイツ行きが決定!
調子に乗ってあまり買い過ぎないようにしないと。
何はともあれいざドイツへ!

我々の搭乗する飛行機は中部国際空港セントレアを10時半に出るルフトハンザ航空フランクフルト行き。
今回はとても楽しみなことが。
マイルが結構たまったんで、ビジネスクラスで行けるのです!
座ってみると、思ってた以上に広い!シートがほぼフルフラットになるし、体の疲れも少なかったです。
食事もなかなか美味かったし。
フランクフルトまでの約12時間が短く感じました。
いいぞ、ビジネスクラス・・・多分これが最初で最後の経験なんですけどね。

現地時間16時頃フランクフルト国際空港に到着。
ここから接続している鉄道に乗り換えて10分ほどでフランクフルト中央駅です。
ホテルは駅からすぐなので、17時過ぎにはチェックイン完了できました。
が、ここで小トラブル発生。
出発前にホテルを送付先に注文しておいたS@Hが何故か届いていません。
十分に余裕を持って注文したはずですし、数日後に注文したレゴランドチケットは届いているというのに。
ホテルのパソコンでも借りてレゴ社に問い合わせようかとも考えましたが、最終日前夜までに届いていればよいので待つことにしました。
それにしてもいきなりの「予想外」。
とにかく今日は早く寝よう。

翌日はいきなりクライマックス。ドイツレゴランドに向かいます。
昨年のアメリカ旅行の際にはレゴランド訪問を後半にしたことで、結果的に欲しかった製品を購入できなかったことを考えれば
(参「AP米国へ PartW」)レゴショップや他の玩具屋よりも先に訪問しておくのが正解かも。

ドイツレゴランドは今年で5周年。S@Hにて記念チケットが販売されていました。
大人の入場料29.5ユーロ(約4,820円)が約10%割引きの26.5ユーロ(約4,320円)。送料3.5ユーロがかかるものの、
それでもお得には違いない、ということで出発前に申し込んでおきました。


 ホテル送りで手配したレゴランド割引チケット

我々の滞在地フランクフルトからレゴランドのあるギュンツブルクまでは鉄道で約2時間半。
ホテルでの朝食はしっかり食べたかったため、10時の入場は断念しフランクフルトを8時頃に出発します。
予定では11時頃には入場できるはずだったのが、列車を乗り間違えるというハプニング(参 AP通信 5月4日)等もあって
ギュンツブルクには結局12時過ぎの到着となりました。
幸いにも駅前から出るシャトルバスの接続が良かったので12時半にレゴランドへ。
バスの運賃は昨年より少し上がって片道1.5ユーロ。運転手さんは昨年と同じ方でした。



ギュンツブルク〜レゴランドを運行するシャトルバス

レゴランド正門にと到着すると、さすがにこの時間帯にやって来る人は少ないため、並ぶことなく入場できました。
入場してすぐの売店でレゴ小箱のワゴンセール発見!・・・でも割安感なし。やっぱり高いぞ、ユーロ。


 


お昼を過ぎていますので、既にオープンしていた「The City Shop」も「Miniland」も後回し。
まず最初に訪れたのはSales Marquee」。
テントの中にはレゴのセール品、デュプロパーツのばら売り
などが一杯。
中でもお目当てだったのは、大きな木箱に入った様々なレゴパーツを袋詰めできるコーナー。
もしかしたらレアパーツが埋もれているかも。
1袋16ユーロ(約2,650円)。


 

 

昨年はずっと屈んだままで腰が痛いわ、パーツを掘り返す際にパーツの角が指に当たって爪の付け根や指先が痛いわで
途中でリタイアしてしまった苦い思い出の木箱。今回は“リベンジ”しないと。
「腰の痛み」はずっと屈んだままの姿勢をやめ、時々立ったりすることで解決できます。
では「指の痛み」対策は?
今回持ってきましたよ。軍手を!
さっそう?と軍手を装着してパーツ詰め開始です。
先客は3人いました。皆パーツの中に思い切り手を突っ込んで下の方まで掘り起こしてお目当てのパーツを探しています。
私も去年これを調子に乗ってやり続けて指が痛くなったっけ。素手ではせいぜい5回が限度だよ、皆さん。
見よ、軍手パワー!とばかりにザクザク。やはり何回やっても指は痛くありません。ちょっと手が暑いけどね。
ふと気が付くと自分の周りに一つの「秩序」が形成されていました。
周りの皆さんは自分で掘るのを止めて、遠慮がちながらも私が掘り起こしたパーツを吟味し始めたのです。
それぞれ欲しいパーツは違っているみたいだから特に問題ないんですけど、何だかヒナに餌を与える親鳥の気分(笑)。
どんどん掘っちゃうよ!
そのうち周りの人も私が何を捜してるのか分かってきたみたいで、掘ってくれたお礼に、と私のお目当てパーツを渡してくれました。
見事な「連携プレー」でやがて袋も一杯に。


   
ゲットした「チョイレアパーツ」

レジに行こうと立ち上がったら・・・腰痛っ!時々立つことをすっかり忘れて没頭してしまいました。
グーッと腰を伸ばす様を見てレジのおばちゃんが笑ってました・・・

さて、この「パーツ掘り」、コストパフォーマンスはなかなかのもの。
上画像のパーツ重量が約450グラム。1袋にこれだけ↓入りました。


 

100グラムあたり3.6ユーロ(約590円)ですから後にレポートするパーツ詰め(100グラムあたり7ユーロ)の半額ほど。
パーツ詰めコーナーにはないパーツのみならず基本的パーツもこちらで詰めておけばかなりお得であると言えます。
上右画像のような「チョイレアパーツ」だけを捜そうとするとついつい「掘り」に夢中になり時間もかかってしまいますが、
たくさん入っている基本パーツ狙いなら、必死に掘り返す必要もありません。時間にも体にも優しい(笑)。

ガサガサ“攪拌”されるため多少のスレなどはあるのでしょうけど、状態は「限りなく新品に近い」ものが殆どです。
この「おトク感」に気付いたのは「掘り」始めて結構たってから。
もう少し詰めたかったのですが時間的なことも考えて1袋で終了。
今後ドイツレゴランドに行かれる方、ここはおススメです!
手袋は忘れず

さすがにお腹も空いてきました。
Sales Marqueeの次は楽しみにしていたランチといたしましょう。
せっかくだから昨年と違ったものを、と思いつつ結局今年もSchnitzel Depot」に決定。
「Schnitzel」は日本のカツに似ているし、味もボリュームも満足です。
やはり昨年同様
Jungle X-pedition」で人々が水びたしになる様子を楽しみながらランチを頂きました。

 



食後の散歩も兼ねMinilandを見学します。
ざっと見た感じでは昨年と比べて大きな違いは無いみたい。
それでも見落とした箇所もあるだろうと結構じっくり観察しました。
まずはミュンヘンにあるサッカー競技場「アリアンツ・アレーナ」。
その仕上がりのすばらしさに感動するあまり昨年殆ど撮影せずに終わってしまった建造物です。
本体だけでも迫力十分でしたが、今年は場所を移転した上で駐車場まで再現されていました。
外壁は、レゴ製品で言うとゴーストフィグに使用された乳白色のパーツが大量に使われています。

備え付けのボタンを押すと観客席に仕込んだ「ストロボ」があちこちで光る仕掛けも楽しめます。






フランクフルトのレーマー広場にある木組みの家も見事に再現されていました。
右は実物画像ですが、区別つかないでしょ?


 

レゴトレファンとしては「ジャンボトレイン」が走る様子も十分に堪能しましたよ。
動力ユニットや線路はもちろん非売品です。

この日は午前中晴れたり曇ったりだったのが、昼から完全に曇り空に。
そのため光線状態も日焼けも気にすることなく
Minilandを見てまわることができました。



 




  
アトラクションは時間的なことも考えて今回は控えめにしました。さらっとご紹介しましょう。
目を引いたのはカリフォルニアにもあったアームで上下左右にブンブン振り回されるやつ。
左画像奥の建物内で体験できます。こちらは2人乗りになっていました。今回はパス!
LEGOLAND EXPRESS下画像右)レゴランド内をゆったりと見ることができます。

  

ドラゴン型のジェットコースターFeuerdrache人気のアトラクションです。
毎回乗ってるテクニックコースターほどのスリルはありませんけど、十分楽しめます。
出口では急スロープを下る際の乗客の表情を写した画像を販売しています。
カリフォルニアに続いてまた変な顔で写ってしまった・・・白目向いてるし。
砂金探し
Goldsucheも一攫千金を狙う?親子連れで賑わっていました。

  
 
 入るといきなり巨大テクニックカーが出迎えてくれるDrome
 テクニックカータイプのゴーカートで実際にレースも楽しめます。車好きは外せないスポットでしょう。
 実際レースに熱中するドイツお父さんの姿も目立ちました。


  

 
下画像はObservation Tower」から見たJungle X-pedition周辺の様子。
 中央奥のゾーンにはカリフォルニアにも登場したSplash Battleっぽいアトラクションが新設され、さらにその右側にも
 何か作られるようです。


  
 
アトラクションもそこそこ楽しんだら、いよいよパーツ詰めコーナーのあるLEGO FABLIKに向かいます。
毎度のことながら、どんなパーツが置いてあるのかワクワクします。
中に入ると・・・おお、パーツ詰めスペースが広くなってる!1.5倍くらい拡大されていました。
どんなパーツが出てるのかおおよそ把握するのと、気を落ち着かせるためにいつものようにコーナーを一回り。
やはり狙い目は毎度のことながらごく基本的なパーツが中心。テクニック関連はかなり充実していたものの「対象外」。

昨年10月のカリフォルニアレゴランドにて詰めようと思いつつ何故か置いてなかった赤プレート1×2やクリア1×2などは
昨年分もプラスして?大量に詰めました。
旧灰パーツは確認できませんでしたが、旧茶は1×2のみどっさり置いてありましたよ。
今回の「チョイレアパーツ」はカフェオレ色のタイル2×2やピンク1×1、白貨物ドアなどなど。
これらも詰めてきましたが、どうせならレゴランドだけでしか入手できない限定パーツも置いてほしいなぁと思います。
タンや緑のトレイン窓、赤の車輪や連結器、クリアパーツ各種etc・・・ってトレイン関連ばっか!
是非置いてくださいまし。>レゴランドさん


 

 

上画像のようにパーツ詰め以外にも袋入りパーツも販売されていました。
私が購入したのはタン%3794%4070のセット。それぞれ52個ずつ入って2ユーロ(約330円)。
Peeronでパーツ検索したところ、#5526「SKYLINE」にはそれぞれ104個入っていることが判明。
おそらくこの小袋は#5526に2個セットされているものと思われます。
2袋ゲット。


 
 今回ゲットしたパーツたち

かなり満足のいくパーツ補強ができました。
続いて
LEGO FABLIKの工場ツアーに向かいます。
こちらの見学を終えると出口にパーツ詰めコーナーがあるので順番的には逆なんですけど、昨年同様にパーツ詰めを
優先してしまいました。


  

壁面いっぱいに積まれている箱は皆レゴパーツ!昨年は置いてありませんでした。
箱のラベル部分にはパーツが1個袋に入っていて中身が判るようになっています。
持ち運びには手頃な大きさ。1,2個欲しかった〜!(笑)




先回ご紹介できなかったミニフィグの製作過程も忘れず記録してきました。
 
 
@ 胴体パーツに腕を装着
 A 
腕をバンザイさせる
 B 右手→左手の順に手のひらパーツを付ける
 C 両手を下ろして頭を付ける


とまぁこんな感じでレーンを流れていきます。ご参考まで。
で、工場見学を終えると最後にもらえるのがこいつ。



2006年バージョン(右)も同じデザイン

機械のボタンを押すと1個ずつ出てきます。
昨年はスタッフが1人1個ずつ手渡ししていましたが、今回は皆さん自分で機械のボタンを押していました。
1人で何回押してもいいのかな?なんて思いつつ「それっ」と押してみたら・・・一気に3つ出てきちゃった!
機械に戻すこともできないので有難く頂戴いたしました。
“予想外”の収穫にニコニコ顔で
LEGO FABLIKを後にしたAPでした。

最後はやはり
City shop寄らねば。
時刻は16時を過ぎています。17時のシャトルバスに乗る予定なので
少し急がないといけません。


 

見渡す限り見事にレゴ製品!何度訪れても素晴らしい景色です。
店内をさらっとチェック。
#10183トレインクリエイターをはじめとしてトレイン系はまずまずの品揃えでした。
#10182カフェコーナーはまだ出ていないみたい。
結局#4515直線レール一箱買っておしまい。
どうしても欲しいのが無かったのと、やっぱユーロ高いわ・・・

この後は当初の予定通り17時のシャトルバスにてギュンツブルク駅へ。
帰りの列車ダイヤが大幅に乱れ途中のウルムで足止めを食らうというハプニングに見舞われたものの
1時間遅れの21時に何とかフランクフルトに到着できました。
今までのレゴランド訪問の中で一番短い滞在時間でしたが、いろんな意味でかなり楽しめた気がします。
時間があったら「パーツ掘り」をもっとやりたかったかな。


ケルンのレゴショップ

ケルンにあるレゴショップにも行ってきました。
有名な大聖堂の横から延びるケルンの繁華街ホーエ通り沿いにあります。

 

 
 
ここをまっすぐ進むとレゴショップ

ご覧のように入口はさほど広くありませんが、店内は奥行きがあり充実の品揃え。
「定番」のパーツ詰めコーナーはやや種類少なめ、ミニフィグのばら売りは1体1.99ユーロ(約330円)でした。

  

 

 

  

 

ちょっと気になったのは基礎プレートのばら売りと #10182カフェコーナー。
カフェコーナーは持ち帰るの大変そうだから欲しいけど眺めておしまい。
それにしても日本のクリックブリックをはるかに凌ぐ品揃え。日本にもこんなお店できないかな。
今回注文した #10183トレインクリエイター他のS@Hが届いてない場合も考えて、ここで買っておこうか
とも一瞬考えましたが、ダブった場合のことを考えるとそれもできず。
(持ち帰るのも金銭的にもダメージ大きいし)

フランクフルト → ケルン → ベルニゲローデ → ゴスラー とまわって再びフランクフルトに戻り、
最初に泊まったホテルに再度チェックインした我々(ではなくて私だな)に「朗報」が。
S@H届いてました〜!他の荷物に紛れ込んでいたみたい。
何はともあれ滞在中に受け取れてよかった、よかった。

帰りの機内でルフトハンザ限定モデルを購入して今回のレゴの旅終了。
天候は今ひとつでしたが、レゴ的に大変満足のいく旅でした。
今度もし行く機会があれば、ユーロがもっと下がった時だな。



なお、今回のドイツ旅行の模様は2007年5月の「AP通信」でもご覧いただけます。



トップへ
AP旅行記へ






inserted by FC2 system