AP独逸へ Part 3 Adult Primo in Germany V

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AP旅行記


2008年5月再びドイツに行ってまいりました。
今回はドイツレゴランドには行かない代わりに、「本家」デンマークレゴランドとベルリンにできた屋内型レゴランドを訪問。
初となるレゴランドのハシゴに期待も高まります!さぁ、今回はどんなレゴシーンに出会えるのか?

まずはデンマークヘ

現地時間の15時過ぎにフランクフルト国際空港に到着。今までなら空港を出てホテルにチェックイン…でしたが、今回は少々違う。
5時間後の飛行機で早くもビルンへ移動するのです。
ドイツとデンマークはEU圏内のため再度出入国手続きの手間は無いため、時間までフランクフルトの街に出て過ごしました。
20時半過ぎの飛行機でビルンに向かいます。約1時間半のフライト。
フランクフルトを出発した頃まだ明るかった空も次第に夜の表情を見せ始めます。


 

22時過ぎ。ビルン空港に到着。ついにデンマーク上陸です。
こんな時間の空港って初めてですが、何とも独特の雰囲気があります。
スーツケースを受け取ったら、私のデンマーク「初仕事」が待ってます。シャトルバス呼ばないと。
我々のお宿は「HOTEL LEGOLAND」。事前の調査では空港出口付近に「ホテル専用電話」があるとのことなので、
まずはそいつを探します。
出口に行くとすぐに見つけることができました。
ご覧のように受話器は無く、電話というよりはインターホンといった感じ。
「B」のキーを押してから「1」のキーを押して相手と話します。
デンマーク語で出たらどうしよう?などと少々ドキドキしながらの通話でしたが、英語でした。5分後に迎えに来てくれるとのこと。

  シャトルバス停留所にて

数分後シャトルバスにてホテルに移動。多分空港沿いを走ってると思われますが、周囲には民家は無さそうな感じ。街灯も少ない。
以前空港からレゴランドまで徒歩で行った方の体験談を思い出し、運転手の方にホテルまでの距離を尋ねると「約3キロ」だそうな。
スーツケース転がしながら3キロの夜道はやはりハードだろうな…そんなことを考えてるうち
「HOTEL LEGOLAND」に到着しました。


 

さすがに「HOTEL LEGOLAND」というだけあって、あちこちにレゴで作られたフィグ、看板etcが。フロント横にはレゴ販売コーナーも。
部屋に入ると意外にレゴレゴしてない印象だったものの、布団&枕カバー、そしてカーペットがレゴ模様、アメニティには当ホテルのロゴが。
何だか嬉しくて23時近いにもかかわらずホテル内をさらっと「探索」してから就寝。


 

翌朝は5時に起床。鳥のさえずりで目覚めました。外は朝もやが立ちこめ、窓を開けるとひんやりした空気が入ってきます。
いよいよ今日はレゴランド訪問の日です。その前にホテル内や周辺の探索も行わねば。
まずは朝食。6時からということなので、オープンと同時に入場(笑)。一番乗りだ〜


 
外は朝もやが。

レストランはこんな感じ。やはりあちこちにレゴが置いてあります。
15分もすると徐々にお客さんがやってきます。でもよく見ると皆さん身分証をぶら下げてます。皆さんレゴ社の関係者?
観光客ぽいのは我々しかいません。平日だから空いてるのでしょうか?
それはともかく朝食美味い!チーズの種類が豊富で嬉しい!ニシンの酢漬け
も気に入りました。こちらの名物かな?
もう朝から食うわ、食うわ(笑) 

元気いっぱいになったら、昨夜に続いてホテル内の「探索」開始です。
客室フロアごとに「Town Street」「Space Street」
等の名称があって、廊下や部屋によっては窓の外にまでそれぞれテーマに基づいた
レゴ装飾が施されています。
各部屋の入口には部屋番号以外にパーツを描いたプレートが付いてるので、部屋番号を忘れた場合でも自分の部屋のパーツを覚えていれば
無事に戻ってこられます。
我々の部屋は
「Pirates Street」の220号室。「部屋パーツ」は地図タイルでした。
ホテルはレゴランド横の道路の両側に建てられており通路で結ばれている構造になっています。
「Space Street」と「Scala Street」はレゴランド側にあるため「レゴランドビュー」が楽しめる部屋もあります。

ホテル内のあちこちにプレイコーナーが設置されており、子供たちが夢中で遊んでおりました。


 
4Fは「Paradisa」、5Fは「Town」がテーマ。                                    入口にあるレゴコーナー                                           

 
フロアごとにレゴの装飾も異なります                                    部屋ごとに違ったイラストのプレートが付けられています

食後の運動も兼ねホテル周辺も探索してみました。
隣にレゴランドがある以外は特に何も無さそうな感じでしたが、少し歩いてみると「LEGO System A/S」なる会社がありました。
公園のような小路があって 建物の近くに行ってみると、ガラス越しに見えたのは陳列されている沢山のレゴセット!
「スゲ〜」とガラスに顔を貼り付けるように覗いてたら、陳列されてるすぐ横で社員の方々が仕事をされていて、皆さんこっちを見てニッコリ。
こっちもニッコリしつつも恥ずかしかった〜
 
黒っぽいガラスだったんで近づかないと奥までよく見えなかったのですが、中からは丸見えだったんだろうな。
しばらく歩くと「LEGO Product and Marketing Deveropment」「LEGO Security」といった関連会社もありました。
パーツが陳列されてる部屋がありましたが、当然社内には入れないので建物を撮影しておしまい。
下の「LEGO System A/S」画像反対側は出荷場となっており、横の駐車場には数台の黄色いレゴトラックが
出荷場では黄色トラックにレゴの積み込みをしてる最中でした。
公道からも撮影できる場所にたむろしていたのでこいつも「キャッチ」。
ちなみにレゴ社の営業車も黄色でしたよ。


  
ホテル正面玄関                                                 何だかなんにも無さそうだけど…

 

 
おなじみ?レゴトラック                                             出荷待ちのレゴが一杯!
 


各施設の大まかな位置関係はこんな↑感じ。
当初レゴランド以外何もないのでは?と思われましたが、関連会社以外にも結構大きなショッピングセンターを発見!
衣料品やスポーツ用品のお店はもちろんレストランやスーパーマーケットもありました。
中でもスーパーマーケットは、旅行中殆ど外食しない我々にとっては「必須アイテム」。
晩酌用ビールなど飲料関係を中心に買い込みましたよ(笑)
デンマークでは消費税(と言うのか?)は25%。そのためかお買い得品は25%オフのプライスが付いているものが多かったです。
9時から19時半まで営業しているので、10時のレゴランド開場前&18時の閉場後に買い物ができるというのも非常にありがたい。
この時期は19時半でも十分明るいですし。ホテルからは徒歩約10分ほどで行けます。
ちなみにレゴランドは夏季の週末20時まで、7/7〜8/8の期間は21時まで営業時間が延長となります。

意外に「収穫」のあった朝の散歩を終えたら、いよいよレゴランドに行くことにいたしましょう。
まずはフロントで入場券を購入します。2日間有効で大人1人226クローネ(約5,400円)はフロントの人も言ってたけどかなりお得。
レゴランドへはホテル内から行くことができます。
カラフルな壁とレゴの装飾が楽しい通路を歩いていくと正面にエレベーターが見えてきます。レゴランドへの入口です。


 
レゴランド他への案内板                                             レゴランドへの通路

ホテルからの入場口。

上画像はホテルからの入場口。
10時の開場に合わせて入場です。朝食時殆ど観光客の姿はなかったのに、結構大勢の人が開場を待っていました。
考えてみれば普通はみんなもう少し遅めの朝食だわな。6時なんて皆さんまだ寝てたのかも(笑)。
レゴランド正門からの入場者もかなりのもの。開場して間もないのにアトラクションによってはすでに順番待ちの列が。
平日だからゆったりまわれると思ってましたら、あてが外れました。

まわりのお客さんを見てふと気付いたのは「年齢層が高い」こと。
カリフォルニア、ドイツのレゴランドに比べ中学生、高校生さらには大人のみのグループも目に付きました。
デンマーク国民にとってレゴが世代を問わず人気が高いということか?


 


何はともあれ楽しまないと。
「恒例」となっているテクニックコースターは既に長蛇の列!だったので、「Mine Train」で体慣らし。
トロッコに乗って鉱山鉄道の雰囲気を味わえるというアトラクションです。
途中他の列車と離合する場所では、ご覧のような「出会いの場」も演出してくれます。
スピード感はあまりなくのんびりしてるものの、意外に気に入りました。

ホントは真っ先に「Miniland」を見に行きたいんですけどね。カリフォルニアやドイツの時もそうでしたが、初めて訪問した時は舞い上がってしまい、
最初に何から見て、どのようにまわるか考えがまとまらずとりあえず目に付いた物からトライして行くうち徐々に落ち着いてくるのです。
そんなわけ?で軽く下見をしようと次に乗ったのが「Miniland」の周囲を走る「LEGO train」。
でも列車からレゴの街を眺めてるうちに、気分が落ち着くどころか早く撮影したくてウズウズしてきた!
列車を降りると早速「Miniland」へ。
デンマークはもちろん、ドイツやオランダなどの風景がレゴで再現されています。カリフォルニアにあったスペースシャトル発射台も。
カリフォルニアの摩天楼のような圧倒的高さのある建物は少ないし、「街の密度」もドイツほどは濃くありませんが、それでも見応え十分。
ドイツは他のショップ等を「借景」にすることで奥行きが出ていたのに対し、ここは多くの樹木が「借景」となって風景を作っているように思います。
さすがは「本家」。ここの「Miniland」も素晴らしい。
日本の盆栽の技術を取り入れてると聞いたことがありますが、「これかな?」と思う箇所があちこちに見られました。


 

 

「日本」といえば、以前テレビ番組でも紹介された日本の街並みも健在です。ご覧のようにちょうどメンテナンス中でした。
新幹線300系が走る駅前にややレトロな住宅が建っているのが何ともアンバランスな組合せ

他のエリアと比較すると建物は少な目です。
「清水寺」「奈良の大仏」などの建造物をメインにして、それらの中を新幹線が走るという「絵」にした方が外国人から見ても「日本の風景」っぽくて
よいのでは?と少々思ったり。
ちなみに大仏様はやや離れた場所に鎮座しておられました。何とも微妙な大仏様だ…

 

鉄道関連の風景が多いのもここの特徴かもしれません。
街に「動き」を与えると言う点で、走行する列車は効果的かと。実際お子さんたちのウケも良いですし。
お子さんならずとも、日本の「大人レゴトレファン」も大喜び!
18〜20ポッチ幅の大型レゴトレインが街を走り回る様子はまさに圧巻です。
ドイツエリアを走る120型牽引の客車列車などにはしばらく見入ってしまいました。
また実在の駅をモデル化したのかどうかは不明ですが、この↓赤い駅などはブロックの状態からわりと最近製作されたものと思われます。
プリマー駅もこんな感じに改装しようかな?
それにしても撮影アングルがどうしても「鉄ちゃん」になってしまう…


 

 

 

気が付けばかなりの枚数記録していました。何だか調子出てきたぞ!
まわり方なんてもうどうでもいい、とにかく記録するのみ。
しかしデジカメとDVDの2刀流で片っ端から撮影してる内に早くもデジカメのバッテリーが切れてしまいました!
一旦ホテルに戻って充電せねば。
ホテルとレゴランドは自由に行き来可能です。
ホテルからの入場ゲートでホテルに戻る旨を伝えると、係の人が手の甲にスタンプを押してくれます。
今回のような「非常時」もそうですが、荷物を置きに行くのにもとても便利。
戻りついでに部屋で軽い昼食を済ませた後、再度レゴランドへ。

レゴランド「後半戦」開始です。
午前中は「Miniland」中心に過ごしましたので、後半はアトラクション系も見て行きましょう。
レゴランドは他に「Pirate land」「Imagination Zone」「Legoredo Town」「Adventure Land」「Lego City」「Knights` Kingdom」「Duplo Land」
のゾーンに分かれており、それぞれのテーマに基づいたアトラクションを楽しめます。
各レゴランドのアトラクションは基本的に共通のものが多い中、とりわけ近年オープンした「Pirate land」には新アトラクションが続々オープンしています。
新登場のアトラクション中心にご紹介していきましょう。
それらに共通してるテーマは「水遊び」

5月のデンマークはもう少し涼しいかと思っておりましたが、かなり日射しも強い。
「Pirate Water Falls」では子供たちが水着持参で大はしゃぎしていました。
左画像は樽が「放水」した瞬間。満水に近づくと樽に付いているベルが知らせてくれるので、子供たちもそれに合わせて集まってきます。
「Vikings River Splash」はドイツレゴランドでもご紹介したアトラクション。
ドイツのライドとは違った形状になっているため、画像で水しぶきが上っているわりには乗ってる人がそれほど水を被らずに済みます。
Pirate Splash Battle」も人気の新アトラクション。
船に乗って水鉄砲で周囲に「砲撃」します。周囲の人たちはうっかりしてると水に濡れてしまいますが、「水爆弾」を爆発させて反撃可能。
子供のみならず大人のグループも必死に水鉄砲を飛ばしながら盛り上がっていました。
アトラクションでずぶ濡れになっても衣服乾燥機コーナー(有料)がいくつか設置されていますので、着替えのない人も大丈夫。
この日は暑かったこともあり皆さん積極的に?濡れたようで、結構稼働率高かったです。

あと「水」関連としてはレゴランド入場ゲートすぐ横にある「Atlantis -by Sea Life」。
入ってみると、レゴのモデルも展示されてる水槽に沢山の魚が泳ぐ結構本格的な水族館でした。

北欧というだけあって?タカアシガニみたいなカニ(本物)もいましたよ。
レゴのみならず展示されている魚類の世話もしなければいけなくなったレゴランドのスタッフは大変だろうなぁとふと思ったり。
もちろん専門の人がみえるのでしょうけど。


   
                                                         
  

 

アトラクションを楽しんだらいよいよパーツ詰めタイムです!
その前に立ち寄ったのが「LEGO Market」。
箱つぶれ品などがお買い得となっています。
私の目当てはドイツにあったような中古パーツ詰めコーナーだったのですが、ここにはありませんでした。
少しでもレゴ代の節約になれば、と思ったのですが残念。
まぁ今回は軍手持って来てなかったから(参「AP独逸へ PartU」いいんですけどね(笑)。
ここは15時からの開店となります。

「LEGO Market」隣の「LEGO Shop」内にあるのがパーツ詰めコーナー「Brick Shop」。
ここのパーツ詰めは量り売りではなくて備え付けの袋(大小2種類)で価格が決まっています。
大179.95クローネで、小は59.95クローネ。でも何故か計りが置いてあって重さを確認しながら詰めることができます。
コーナーの第一印象は、正直さほど広くはないなぁ、と。パーツも割と基本的なものが殆ど。
「本家」だからかなりのスペース、パーツ数を期待しておったんですけどね。
(パーツ詰めコーナーに関しては、ドイツレゴランドが一番充実していると思われます。

とりあえず1袋を目標にパーツ詰めを開始しました。ユーロに負けず劣らずクローネも高いし。
プレート系を中心に詰めていくうちグレーパーツのコーナーに。
他の色に比べると結構種類が多いぞ、とよく見てみるとケースのいくつかに「New gray」とある。
ん?ということはそれ以外は旧グレーなの?
それぞれのパーツを見比べてみると、たしかに「New gray」とは違うグレー。間違いなくこいつは旧グレーです!
何故こんなに大量に?「New gray」よりも種類も多いし。
若干期待はずれだったパーツ詰めでしたが、急遽テンションが上がってきました。
これが「本家」の強みか??
こうなったら1袋で終わるわけにはいきません。「旧グレー専用袋」を追加しました!
以前カリフォルニアでは旧グレーを十分詰めないまま現行のグレーに移行してしまい残念な思いをしていただけに
今回は大きな収穫となりました。


 

  

 

 
 
パーツ袋をホテルに置きに行った後に、再度ランド内の散策開始。
アトラクションはほぼ見終わったのでショップを見てまわりました。
散策中気になったのは多くの人たちが持ってる細長い筒状の容器。中にはカラフルなスムージーみたいなのが入ってます。
みんなどこで買ってるのかと思ってましたら、「LEGO Shop」近くの売店で販売されてました。
容器を購入してお好みの色を何色か組み合わせれば自分だけのオリジナルドリンクの完成!
さしづめパーツ詰めのスムージー版といったところでしょうか?
暑い日だったこともありこのドリンクが一番人気だったと思います。
色ごとに違う味なのかどうかは購入しなかったため不明です。


 

17時を過ぎるとアトラクションも徐々に運行を終了していきます。
大勢の人たちがゲートに向かい始めました。
まだまだ明るいのに何とも寂しい気分になってきます。
もう少し遊んでいたい気もしましたが、朝行ったスーパーに晩御飯買いに行かないと(笑)
閉店に間に合うよう余裕を持って17時半頃レゴランドを出ました。
スーパーで買い物して、19時に夕食。
暑い中1日歩き回った後のビールは格別でした。

翌朝。早くもドイツへ戻らねばなりません。
朝もやの中、シャトルバスにて空港に送ってもらいます。
ホテルを出てすぐにレゴランド正門横を通過。そういえば今回正門を撮るのを忘れてました…
乗客は我々2人だけだったので、車を停めてもらってダッシュで撮影することも一瞬考えましたけど。


 
昨日なんともなかったのに。妻がスーツケースを振り回し暴れたわけではありません(笑)

空港では結構大きなレゴショップを発見。さすがはデンマークの空港です。
到着時は夜間だったので気付きませんでした。
レゴランドで買い忘れたアイテムも、もしかしたらここでゲットできるかも。
パーツ詰めコーナーは残念ながらありませんでした。

 

1時間ちょっと空港で遊んだ後いよいよフライトです。
最後に上空からレゴランドの撮影に成功!
うまい具合に我々の座席がレゴランド側になってくれました。
またいつか訪問できるといいなぁ。                 
         「AP独逸へ PartV」 ドイツベルリン編




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