オハユ61型客車
Greifbare Eisenbahnでは国鉄型客車オハ35、43系客車に続き初となる合造車が配置されました。
オハユ61型。普通座席と郵便室が半々の構造になっています。
3,4両編成でのローカル運用が中心となりますが、貨物列車と組んだ混合列車や郵便車代用として
荷物列車にも運用される予定です。
ここのところレトロな車両の新製配置が続いたため、車両区は随分落ち着いた雰囲気になってきました。
模型風に展示
オハユ61について
オハユ61型は1955年(昭和30年)に誕生しました。
当時老朽化著しい木造客車を鋼体化することで誕生した60系客車の一族です。
オハニ61型、オハユニ61型など他の仲間が合計500両以上製造されたのに比べオハユ61型は
わずか11両のみという少数民族でした。
九州地区や高山線等で活躍し1973年(昭和48年)までに全車引退となりました。
当形式の保存車両は存在しませんが、「碓氷峠鉄道文化むら」に仲間であるオハユニ61型が、
「大井川鉄道」と「東日本高崎車両センター」にオハニ36型が保存されています。
画像はオヤ62型(オハニ61型からの改造車)とオハユニ61型。
オヤ62 昭和58年頃 名古屋
オハユニ61 昭和56年7月 富山