いざレゴランドへ
APの今回の旅はアメリカはロサンゼルスです。
何故ここを選んだか？理由は一つ。レゴランドがあるからですっ。
今回の旅行にあたり、ガイドブック、インターネット等でレゴランドの情報を調べました。
結果は・・・あまりに情報が少ない！
それでもロサンゼルスから州道？5号線を南下すること約200キロのカールスバットという
町にあるということは判明しました。
問題はどうやってそこまで行くか、です。
レゴランドへ行くオプショナルツアー等はどの旅行パンフを見てもありません。
こいつはレンタカーを手配して自力で行くしかないか・・・新婚旅行等で経験してるし。
というわけで国際免許を申請しました。
2月4日。約10時間かけてロサンゼルスに到着。
半日市内観光の後にホテル入りしました。
フロントでS@Hを受け取り、部屋に荷物を置いたら早速情報収集開始です。
ロサンゼルスに来てディズニーランドやユニバーサルスタジオならともかくレゴランドに行きたがる
日本人観光客など殆どいないようで、まずは珍しがられました。
現地のツアーがあれば、と思ったのですがそれも無し。
あれこれたどり着く手段を検討した結果、ロサンゼルスから鉄道で行く方法を発見！
うまい具合にこの時期乗車券やレゴランド入場券がセットになったパックも販売されている
ことがわかりました。
というわけでレンタカーはやめて、列車で行くことに決定です！
レゴランド入場券付乗車券を電話予約しました。
さあ、明日が楽しみだ！
翌朝8時。ダウンタウンのUnion駅に到着。まずは窓口にて予約Noを伝えて乗車券等を
受け取りました。
Union駅待合室。教会みたい。
時刻表。我々が利用したのは566列車。
Union駅にて出発を待つ「Surfliner」列車は8時30分発です。すでにホームに入線していました。
当初通勤列車みたいなのを想像していましたが、「Surfliner」という全車ダブルデッカーの6両編成です。
2階席に座り眺めも最高！
「Surfliner」車内。シートの座り心地もなかなかでした。「Cafe」の案内板も見えます
10時40分。約15分遅れでOceanside駅に到着しました。
ここでシャトルバスに乗り換えです。
Oceanside駅に到着我々を待っていてくれた車はバスのイメージとは違っていました。
バスというよりはリムジンだよ、どう見ても。 画像ないけど。
車内は革張りのソファに10人くらいがゆったり座れるようになっています。
パーティーもできるようにグラスなんかも置いてあったりして。
車は街中を抜け山の方に走っていきます。「もうすぐだ〜」だんだんワクワクしてきました。
駅から15分ほどでレゴランドに到着です。
帰りは16時に迎えに来てもらうことにして車を降りました。
カリフォルニアの青い空に映える「LEGOLAND」の文字。ついにやってきました。
思えば昨年イギリス・ウィンザーまで行きながら閉鎖中で訪問を果たせなかったレゴランド。
喜びをかみしめつつ正門をくぐりました。
入場するとすぐ右側に「The Big Shop」があります。
中に入ってみました。
さすがはレゴランドのショップです。レゴブロックはもちろんのこと、グッズ系もズラリ！
バレンタインデー間近ということで「LEGO HEART」なんかも売ってました。
これだけ並んでいますと、どこから見るのかさえ悩んでしまいます。(笑）
帰りにまた寄ればいいので店内をさらっと見てとりあえずおしまい。
それにしても入場していきなり強烈な先制パンチをくらった感じです。おそるべしレゴランド。
「The Big Shop」を出て右奥に行くと「Imagination Zone」。乗り物等のアトラクションがあります。
そちらを見ようと思ったのですが、左手奥にちらっと見えてしまったのです。「レゴの街」が。
自然に足がそちらに向かいました。何の計画性もなく本能のままに歩いてます。
目の前に広がるレゴの街。「港」や「ニューヨークの摩天楼」などいくつかのテーマに分かれています。
レゴで作られていることを忘れてしまうようなリアルな出来栄えの作品群にただ感動するばかり。
特に気に入ったのが画像の港湾風景。
走る列車は実に20ポッチ幅！迫力が違います。
Greifbare Eisenbahnがおもちゃに見えてきました。（おもちゃだっつーの・・・）
どこにカメラを向けても絵になります。
予備のメモリーカードも用意していたのですが、帰る頃にはそれも使ってしまい、ついには
念のために持参していた予備のデジカメまで使うことになりました。
ここの画像はこちらのアルバムにまとめてあります。ご覧下さい。
充分にレゴの街を堪能できました。
興奮してた気分も少々落ち着いてきましたので、乗り物他を楽しむことにしましょう。
先程行きかけた「Imagination Zone」に向かいます。
Mindstorm館の前にはレゴでできた巨大アインシュタイン（ですよね？）が。
向かいの「Build & Test」コーナーでは、皆さん好みのパーツを使って車を作っていました。
「このパーツをこう使えばもっとバランスよくなるよ」とお孫さんに熱くアドバイスしてるおじいさんが
印象的でした。
このあたりは軽く流して、乗り物コーナーへ。
ここレゴランドは親子連れが多いため、どちらかというとのんびりと楽しめる乗り物が中心です。
そんな中にあって意外にスリリングだったのが「LEGO TECHNIC shop」奥にある「Test Track」。
大人も充分楽しめます。
テクニックカータイプのコースターで急降下！乗り物系を体験した後は、いくつかあるレゴショップを見てまわりました。
置いてあるアイテムが店ごとに異なっておりグッズ系が好きな人は迷ってしまいます。
上：King`s Market 。スカラパーツもここで販売。
下：Brick Brothers 。店内の画像中央の青いレゴ器に入ってるのはレゴバラ。やはり接着されてました。
ビルダーの皆さんのお仕事の様子も見学できます。仕事場の傍らにオレンジパーツ袋詰が何気なく置かれていました
気が付くと既に１２時を過ぎています。
腹ごしらえをして後半戦に備えることにいたしましょう。
「Fun Town Market」というレストランに入りました。
ステーキサンド、サラダ他を食べてお腹もいっぱいです。
紙ナプキンにもミニフィグなどがプリントされており、何となく使うのがもったいない・・・。
さあ、レゴランド巡り後半戦のスタートです。
「LEGO CLUB HOUSE」。まずはここから。
ガイドブックの説明文にはこうあります。「Here you can stock up on bulk LEGO brick...」
う〜む素晴らしい！！実はここに一番行きたかったのですが、どうせいっぱいパーツを買うの
だろうから後にすれば、という妻の“助言”があったため午前中は我慢していたのです。
「LEGO CLUB HOUSE」入り口前には看板が置いてあります。
1/4ポンド(約110グラム）で$6.99。何？400種類以上のレゴパーツ!？
これはすごそうです。
さっそく中に入るといきなり衝撃の光景が！
様々なパーツが色、形ごとに分けられています。
色は白、黒、赤、黄、青、緑、茶、タン、灰、濃灰、オレンジなど。
基本ブロック及びプレートの1×1、2、3・・・12、同2×2、3、・・・12等がズラリ！
赤や白などの屋根パーツや、プレート1×6だけですがピンクパーツもありました。
これを見て冷静でいられるレゴファンなどいるはずありません(笑）。
部屋にこんな整理棚あったらいいなぁ。 中央あたりにゼリーのように見えるのはクリアパーツ
パーツ詰めコーナー横はプレイコーナーとなっていて子供達で賑わっています。
自分の顔をレゴモザイクで再現してくれるコーナーもありましたがそれどころではありません。
備え付けの袋を取り、そこにパーツを詰めていきます。
ミルトン・キーンズ（英）では購入したカップにいかに効率よく詰め込むかを考えねばなりませんでしたが、
ここは量り売りなので好きなだけどんどん詰め込めます。
清算が恐ろしいことになる可能性大ですが、すでに理性など吹っ飛んでますから(笑）
「おお、茶色パーツがいっぱいだ〜」ガバッ。「緑プレートも沢山ある〜」S@Hで買っちゃったけど、ガバッ。
「むうう、クリアプレート1×2だ〜」こいつもガバッ。ええい、もう1回ガバッ。
レゴパーツのつかみ取りです。しかも土曜日だというのに他に誰もやっていない貸切状態。
まさに至福の時でした。
袋は2種類。小さい方はパーツを握った手が入れづらかったので大で「攻め」ましたあっという間にレゴパーツでパンパンの袋が3つできました。
もっと詰めたい気持ちもありましたが、きりがないのでこれで終了です。支払いも少し気になってきたし・・・
さて、1/4ポンド$6.99というのはお買い得なのでしょうか？
S@Hパーツの2×4ブロック50個入りの価格が$6.99。重さは約110グラム、ほぼ1/4ポンドです。
これを基準に価格設定しているのかもしれません。
また、同プレートセット#2の価格は$4.99。こちらの重さは約50グラムです。
プレート中心に詰めていけば、S@Hよりもお得ということになります。
しかもS@Hで扱っていない色、パーツも多数あるので「買い」には違いないんですけどね。
パーツ詰めの“戦果”。グレーパーツは旧色でした 大変重宝するクリアプレート
レジで計量してもらったら3キロちょっとありました。・・・価格は計算してみて下さい。
支払いをしていると近くにいたアメリカ人が声を掛けてきました。
アメ「Hey,そんなにブロックを買って、日本でレゴ・ビジネスでも始めるのかい？」
AP「いえ、日本にはレゴのパーツ販売がないんで、ここで沢山買ったのです」
アメ「でも写真まで撮ってるから、ビジネスかと思ったぜ」
AP「これは私のウェブサイトにアップするために撮ってるのです」
アメ「Oh、君はレゴサイトを持ってるのか？もしかして「LEGO MANIA」というサイトか？」
それはwakaさんのサイト。でもさすがはwakaさん、認知度もインターナショナルでいらっしゃる。
AP「それは私の友人のサイトです。私のはレゴトレインのサイトですよ。」
アメ「何？そいつはCoolだぜ。おい、みんな聞いてくれ！こいつは日本から来たレゴトレファンだ！」
・・・宣伝せんでもええっちゅうに。
国は違えどレゴ好き同志、カタコトながら会話も弾みます。それにしても何てfriendlyな人だろう。
アメ「今、俺の息子がプレイコーナーで遊んでいるけど、彼はレゴ・マニアだぜ」
AP「あなたもそうでしょ？」
アメ「ん〜、俺は違うな。でもロボットを作ったりするのは好きさ。
そうだ、レゴランドではサマータイムとクリスマスの時期にセールがあるんだ。
この間でもスターウォーズの大箱が$７０になったんだ。すごいだろ？
あとお買い得だったのは・・・(延々と続く）」
・・・それだけ詳しけりゃ充分レゴ・マニアだって。しっかり年間パスポートも持ってるし。
再会を約束（？）し、がっちりと握手を交わして別れました。
時刻は3時になろうとしています。あと1時間。「The Big Shop」にも行かないといけません。
「Hey ! Lego mania !」
聞き覚えのある声に振り返ると、さっきの人です。
早くも「再会」が実現しました。(笑）
「君にこれを渡そうと追っかけてきたんだ。奥さんのもあるよ。」
「LEGOLAND」のロゴ他がプリントされたエクスプローラーパーツです。
何ていい人なのでしょう。
「4時から楽しいアトラクションがあるんで一緒に見に行かないかい？」
「ここを出る時間なので、残念だけどご一緒できません。すみません。」
記念撮影をして2度目のお別れをしました。
そーいえば名前とか聞くの忘れた・・・ありがとう、アメリカのLEGO MANIAさん。
LEGO MANIA氏と妻 レゴランドパーツ2種類の表裏。左上の星型はハリウッドを意識してます
この後は「The Big Shop」にて友人へのおみやげ等を探すなどして過ごし、当初の予定通り
16時にレゴランドを後にしました。
名前入りのマグカップ。我々の名は当然無かったので、愛犬のを買ってきました。16時15分。列車の到着まで30分以上あるので近くを散歩することにしました。
Oceansideの名の通り海がすぐ近くにあり駅から200メートルほど歩けば砂浜に出られます。
春のように穏やかな夕陽を浴びながら、皆さん散歩を楽しんでいました。
木製の長い桟橋もあり、まるで映画のワンシーンを見てるようです。
ほんの10分程度の滞在でしたが、今回の旅行で強く印象に残った場所です。
16時50分。Union行きの列車がやってきました。
行きと同様「Surfliner」です。
帰りの景色を楽しもうと思いつつぐっすりと眠ってしまいました。
ホテルに着く頃には20時近くになっていました。
疲れはしたものの、本当に楽しい一日でした。
他の日は主にショッピングモールなどを歩きまわっていました。
もっぱら奥様へのサービスです。
それでも行く先々でのおもちゃ屋のチェックは忘れません。
ロサンゼルスで覗いたお店を紹介しましょう。
「K・B toys」。サンタモニカのインドア・ショッピングセンター、「Santa Monica Place」内にありました。
閉店セール中で、全品20 〜40％オフにて販売していました。（レゴは20％オフ）
ウェスト・ハリウッド近くの「Beverly Center」内にもショップがあります。
レゴの品揃えは、今回覗いた玩具屋の中で一番充実していたと思います。
SW、サッカー、アクアゾーンなど2000年前後の廃盤品もそこそこありました。
ハリーポッター#4729が$29.99（元々$49.99の値札）からさらに20％オフ。ゲット。
サンタモニカにはトイザラスもありました。
アメリカのトイザラスと聞くと日本よりも大型の店舗を連想しますが、意外にも小さな店でした。
レゴコーナーも狭く、商品入替時期なのかガサガサ。カタログも入手できず。
※2005年訪問時本屋さんに変わってました
サンタモニカの中心にある歩行者天国「3rd street promenade」にある「Puzzle Zoo」。
どちらかというとマニア向けの品揃えです。
レゴは少なめでしたが、#4561が1個置いてありました。
今回レゴランド以外で見かけた唯一のトレインセットです。
「Puzzle Zoo」はビバリ-ヒルズ地区のモール「Century City Shopping Center」内にもありました。
「3rd street promenade」店に比べるとレゴの品揃えは充実していました。
アディダス限定モデルと思われる実物サッカーボールと赤バスのセットがちょっと気になりましたが、
ボールがかさばるので購入せず。
CHANEL,BULGARI等高級ブティックが軒を連ねるセレブの街「Rodeo Drive」でも玩具屋さんを発見。
「Tom's Toy」はご覧のように入り口は狭いものの、中は結構広くレゴコーナーもそこそこのスペースを
とってありました。廃盤品では青バスなどのサッカーシリーズが目に付きました。
セレブのお坊ちゃまたちもここでおもちゃを買ってもらうのでしょうか？
「Beverly Center」から1キロほどの場所にある市場「Farmers Market」内で見つけた「Kip's Toyland」。
大きなお店に見えましたが、中はそれほど広くなくレゴもあまり置いてありませんでした。
同じく「Farmers Market」内の大型書店「Barnes & Noble」。
レゴは置いてありませんが、「The Ultimate Lego Book」が何と$6.95で平積みされていました。
「おまけ」
「Farmers Market」内を運行してる2階建て車両。レゴトレネタとして如何？
旅行中の「レゴ関連」は以上です。滞在中ずっと好天に恵まれ、いろんな方との良い出会いもありました。
再び行けるように今から少しづつ貯金をすることにします。(笑）
おしまい
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