Greifbare Eisenbahn 神話時代

トップへ
    
鉄道のある風景へ

20年近くのブランクを経て、オーナーが“鉄道経営”に乗り出したのが96年の秋。
実家の物置に奇跡的に保存されていた部品たちを発見したのがきっかけでした。
その4年後の2000年にGreifbare Eisenbahnは「正式開業」を迎えたわけですが、
今回は開業前の車両、建物たちをご紹介しましょう。


98年暮れの画像。
ボギー車はまだ存在せず、列車といえば2軸車のみで組成された混合列車。
建物はそこそこ建造されてきたものの“道路”は未整備です。


当時は交換施設も無く、側線1本のみ。平屋根の木造車庫が青SLの寝床です。
1両のみ在籍のトリコロールカラーの2軸客車がフル稼働していました。
画像の右端に見えるのは巨大?クリスマスツリー。12月ですからね(笑)
相変わらず“道路”は未整備。馬車が走る後ろにはヘリを積んだトレーラーが。


年も明け路線も僅かながら拡大、列車交換も可能になりました。
混合列車の最後尾の客車はリニューアルされましたが、相変わらず2軸車のみ。




バレンタインデーを迎えて?さらに路線も拡張、少々複雑な線路配置も可能となりました。
ただ枕木は“資材不足”のため色、長さともにまちまちです。
車両的にはボギー車や、客車も2軸ながら3両編成が登場しています。




99年6月。赤レンガ風の駅舎が建造されました。プリマー駅の原型です。
ヤードには大型クレーンも導入され駅周辺は賑わいを見せ始めました。
駅に進入する客車列車3連も赤/黄のツートンカラーで統一されています。
このカラーリングは現在の客車列車にも踏襲されています。


99年8月になると、モノレールも営業開始。
駅前通りも目ざましい発展を遂げ、道路も部分的ながら“舗装”され始めました。
貨物列車の先頭に立つ赤いSLは今なお現役の車両です。



[車両・建造物]

資材不足をものともせず試作車として落成したのがドイツの名機「Glaskasten」。
落成後1週間ほどで解体されました。




2軸車全盛時代の車両たち。そのスタイルに加え、ボディーカラーが黄、赤、青が中心のため
可愛らしい印象を受けます。
2000年の開業時には配置の無かったディーゼル機関車も当時は何両か存在していました。


先頭の電気機関車はEB機の原型とでもいうべき車両。
次位はボギー試作車両。灰/赤の色使いが何とも強烈です。
初代“シェルタム”の姿も見えます。



99年正月に製作した元祖「鉄道のある風景」。
タイトルは「海辺を行く」?



Greifbare Eisenbahn初代の駅。駅本屋は木造風で2階にはカフェがあります。
ホーム土台が青というのはご愛嬌。


曲面ガラスを用いたカフェ。
これは「レストラン通り」でご紹介したカフェの原型の建物です。

トップへ    
鉄道のある風景へ




inserted by FC2 system