オユ10型 郵便車

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 年末の郵便輸送量増加に対応すべく落成したのはオユ10型郵便車。
  国鉄を代表する郵便車をGreifbare Eisenbahnでは車体を短めに“再現”してみました。
  同時期に落成したDB(ドイツ国鉄)風の客車列車に組み込まれて活躍開始です。
  
落成10日後に冷房化工事を受けました。
  
なお、「マニ」が「Money」でないのと同様「オユ」は「お湯」を運ぶ車両ではありません。
  形式記号についてはこちらを参照願います。

  先に落成したマニ30型現金輸送車は、慢性的な資金不足にあえぐGreifbare Eisenbahnにあって
  現金を輸送する機会も殆ど無く解体されました。
  ユニークな車両であっただけに解体は惜しまれましたが、扉等の車体構造はオユ10に受け継がれ
  ています。




短めの車体のためか可愛らしい印象を受けます。

  
 オユ10について

  オユ10は昭和32年から15年にわたり合計72両が製造されました。
  軽量構造車両としては最初の郵政省所有の郵便車です。
  室内は小包用郵便室、トイレ、郵便区分室、車掌室等で構成されています。
  製造当初は全車非冷房でしたが、乗務員の作業環境向上のため後に冷房化工事を
  受けた車両も登場しました。
  冷房化車両は下画像の様に屋根が低くなり大きく印象が変わっています。
  乗務員室窓を二重化する等の改造を施した北海道向けの車両も存在しました。
  鉄道郵便輸送を廃止した昭和61年までに全車が引退しました。


 
 オユ10冷房化車両。Greifbare Eisenbahnでも同様の改造が行われました。 昭和58年 名古屋にて






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